このレビューはどうなの?

 全体としては E-500 を誉めてるように読めるんだけど…
ハヤタカメララボって言えば、クラカメの修理ではかなり有名なお店なんで*1、そういう立場の人がデジカメについてぞんざいな記事を書くようだと、銀塩も好きな人間としては非常に残念な感じがします。今日の記事を書こうとして読み返したら赤字だらけになってるし。

デジタルカメラではオリンパスのみの機能であるが、このE-500では電源ON時に必ずこのSSWFが働くため、撮影可能体制に入るまでの時間がやや長い。今回のテスト中もとっさに撮影して電源を入れても、起動が間に合わずシャッターが切れない経験を何度かした。

 起動時にSSWFを毎回動作させることが必要なことなのかは疑問に思った。

E-300 の発売の頃にオリの人が「超音波フィルタの作動は一瞬なんだけど、アピールのためにちょっと長めにランプを点灯させてます」って言っていたのを聞いた記憶があるんだけど、E-500 でも多分同じなんじゃないかなぁ? まぁ、聞いてみないと実際の所は分かりませんが。

 私自身のレンズ交換式デジタル一眼レフ使用経験において、仕事柄いろいろなデジタル一眼で猛烈な回数のレンズ交換をしているわけだが、撮像素子にゴミが付着して写り込むことはさほど頻繁に起こるわけではない。常日頃カメラの点検をしており、ゴミが付着したことに気づくとすぐに吹き飛ばして清掃してしまうから、メーカーのサービスに撮像素子の清掃に持ち込んだこともまだない。

 もちろん撮影環境によってはゴミ付着に悩まされる場合もあるだろうが、ごく普通に撮影している場合に常時ゴミ付着に悩まされているとすれば、それは日頃のメンテナンスとカメラの取り扱いに問題があるのではないか。

 友人からカメラを借りた時、撮像素子にゴミが大量に付着していてびっくりしたこともあったが、そういう人はマウントも清掃せず、カメラからレンズをはずしてもすぐにマウントキャップやレンズリアキャップをせずに放置したり、ボディマウントやレンズマウントを上に向けておいたままにしていたりする。実はフィルムカメラでもゴミが写り込むことは良くあり、カメラやレンズのこまめな清掃が確実な撮影には欠かすことができないのは、デジタルもアナログも変わらない。

 そりゃ「手ぶれ補正に頼るのは素人だ」式の精神論だよ…。*2 気をつけても避けられない部分をカバーできたり、気をつけなくてもイイという「安心を買う」ような部分も含めての技術じゃないですか。 ゴミ付着には気をつけるのは当然だと思うけど、技術の進歩を否定するような言い方には首肯出来ない。 なにしろキヤノンユーザーだしなw

 あと下線部分の意味が良く分かりません。
カメ板でもたま〜に、「圧板にゴミがついてフィルムにキズが入った」とか「後玉にゴミが…」みたいな話をしてますけど、撮影素子のゴミ付着問題ってのは、そういう問題とは根本的に違う話ですよね…。

こちらの手違いでフードがきちんとはまっていなかったことに気がつかず、広角端でフードが写り込んでしまった。

……。

そもそも、なんでそういう人がデジカメのレビュー書いてんだ? っていう疑問もありますけど。

*1:浅草のお店と言えば…

*2:嫌味な言い方をすれば、この人はカメラやレンズを取っ替え引っ替えするのは仕事でも、写真を撮るのは仕事じゃないですからね…