ATX-287 AF PRO sv

 買ったのはこんなレンズでした。
ヨドバシコムの価格は31200円、ポイント還元を考慮すると実質 26520円ナリ。当のTokinaスレでさえ、「F8まで絞れば大丈夫」とか、「普通の光学ガラスしか使ってない*1とか言われてる安大口径ズームですが、果たしてどんなもんでしょう? さーて、天気も良いことだし試し撮りに出かけ………と思ったら曇ってきたー。

 とりあえずデジタル*2で試写した結果は
………うははは。開放ではフワフワだ。 でもまぁ、当倍鑑賞が趣味、というのでも無ければ、そんなに悪くないんじゃないかな? 最短撮影距離70cm、重さ715g、全長108.5mm、という取り回しの悪さは抜群だけどなー。

開放サンプル
 当倍サンプルじゃないと意味なさそうなので、画像を差し替えました。ファイルサイズ巨大なので注意。

 写りについては次回以降に持ち越すとして、
機械的な部分としては、この値段でどんな安っぽいのが来るかと思ったけど意外と高級感ありという感じ。さすが、堅さと重さでニコンユーザーを引きつけてるだけのことはあるw ていうか重すぎ。ボディーのストラップでレンズごと吊るとマウントに負荷がかかりすぎるんじゃないかと心配になるほど。 フォーカスリングフリー機構は、トキナーのレンズとしては中くらいのシステムにあたる*3はずだけど、フォーカスリングとAF/MF切替スイッチを両方切り替えなくてはならないので二度手間。 リングの位置はMFに入れっぱなしにして、AF時はフードを持てばいいんじゃないかと思っていたんだけど、リングがMF側にある時はAFは動作せず。 さりとて、リングをMF側にしていてもAF/MF切替スイッチがAF側だとモーターを壊す可能性あり*4。 なんだか工夫しただけ使いにくくて無駄骨な気も…。 AFの動作は機敏なので、しばらくAFで使ってみます。 フードは花形、2本爪バヨネットの巨大なもので、内側に反射防止の植毛がしてあり、外側はレンズ本体よりも高級感のある塗装がほどこしてあるという大変立派なものです……。


 さて、フィルムでの写りはどうなるでしょうか。

*1:非球面レンズもなーいw

*2:EOS D60

*3:フォーカスリングクラッチ機構>フォーカスリングフリー機構>特に何もなし

*4:と、説明書に書いてある