多灯or1灯?

光源の違い - ARTIFACT@ハテナ系 を読んで、
直接関係ない話ですが、むかし読んだ「あうとふぉーかす」吉岡平:著)というカメラ小説で「ジオラマ撮影はストロボ一発撮りか、多灯ライティングか」という議論がされていたのを思い出しました。

「ストロボじゃぁ、影の出方が分からないじゃないですか」*1
「だって空には太陽ひとつしかないだろ?」

とか、そんな議論。
空は面で発光しているも同然だし、どっちにしろ作り込んで撮るんだから、多灯でいいじゃないかと思った記憶があり。(でも、多灯だと熱でプラスティックの部品が歪む、みたいな話もされてましたけど) イラストも「自然に描く」にしろ「キレイに描く」にしろ、どっちにしろ「どういう風に見せたいか」という意図によって「作り込んで」いかなきゃなんないのは同じだな、とか思ったけど、どうなんだろ? 「自然に描く」方が人間レイトレーシングみたいで大変かな?

どうも僕はブツ撮りみたいな作り込んでいく撮影は、面倒くさくて苦手です(^^;

*1:銀塩の時代の話なので、撮ってみて確かめる、という発想はありません