GX200 が発表されましたね、と。

リコー、1,200万画素になった広角24mm対応デジカメ「GX200」
業務用デジタルカメラ | 産業向け製品 | リコー


GX100からの変更点は色々ありますが、重要だと思ったところだけ

ゴーストの低減

 コーティング変更とかなんでしょうか? GX100 でのゴーストは「酷い」と言わないまでも「それなりに」出ていたので、どれくらい改善されているか気になります。

ソフトウェア的な歪曲補正の搭載

 過去に行ったGX100の歪曲チェックを見て頂くと分かりますが、これも「酷い」と言わないまでも「それなりに」歪むので、内部補正でビシっと真っ直ぐになるのなら、ちょっと良いかも。処理時間はどれくらいかかるのかな、というのが若干心配ですが。

液晶モニターを高画素化

 GX100で唯一我慢ならないほどクソだと思ったのが、背面液晶の見づらさだったので、その点が改善されているかどうかが大いに気になります。高画素化は、二の次です。

マイセッティングとFnボタンの増設

 マイセッティングが2個→3個に。左カーソルキーにFn2ボタンを割り当て。 個人的には「そんなに要るかな?」という感じもしますが、人によっては便利でしょう。増えて悪いことはないので。

外部AFセンサーを廃止

 これで、かつての Ricoh の象徴的な存在だった位相差+CCDの複合AFは終了になりますね。性能的には問題ないのでしょうが、ちょっと寂しい気はします。

AFターゲットが常時使用可能

 外部センサー廃止とは関係ないんだろうけど、こういう事も出来るようになりました。まぁ、あれば便利よね。

電子水準器搭載

 GRD2に続いての搭載。24mmとか19mmとかで水平が出ないと本当に目立つので、これは非常にうらやましい。

自動開閉キャップ

 これはGX100でも使えるということなので、さっそく予約しました。 まぁ外観はSFアニメのやられメカの主砲みたいになりますが、いいんじゃないかな(笑) ユーザーの希望を拾って旧機種にもちゃんと対応してくれるところがリコーの良心的な所だと思っていますので、最初から出せよとは思わないデス。

縦横自動回転表示

 サンプルに縦位置写真が無くて実際の所は分からないのですが、EXIFに縦位置/横位置の情報が入ると思われます。今後デジタルフォトフレームとか、ハイビジョンテレビとかで写真を見るようになってくると、縦位置の写真がちゃんと縦に表示される、という所は非常に重要になってくると思われますので、個人的にはかなり重要な点だと思っています。