曾祖母のカメラ

 だいぶ前に亡くなった曾祖母の家がいよいよ取り壊される見込みになったため、最後のカメラ漁りに行って参りました。これまでに OLYMPUS の TRIP35*1 XA PEN-FT などが発見されているため、故人は OLYMPUS がお気に入りだと思っていたのですが、今回見つかったのは FF-3 AFAF-50DRT-550と、リコーのAFコンパクトばかり3台。これらについてネットで評判を調べると、判で押したように「思いのほか良く写る」とあります。まぁ見た目からして「いかにも期待できない」という印象が効いているのではないかと思いますが(笑)

 さて各機の状況ですが、3台とも全て電池入れっぱなし、AF-50D と RT-550 に至ってはフィルムまで入れっぱなし(!)。 撮影されてから相当の時間がたっていると思われますが、故人が最後に撮影した写真と思うと、現像に出さずにはおれません。RT-550の方はリチウム電池だったので、液漏れも無く、電池を交換するだけでフィルムを回収することができました。が、AF-50Dの方は、内部で単三アルカリ電池が完全に腐食していて、電池室のフタを開けるだけで一苦労。接点が思いっきり錆びて、なんだか分からない電池の中身が付着しているので、ここの掃除は「明日に持ち越し」ということに……。御婆様、後生だから*2使わなくなった電化製品の電池は抜いておいてください(泣

 曾祖母宅にはこれら以外にも、アンスコ*3のストロボの説明書とか、8mmカメラの説明書とかが落ちていたのですが、惜しいことにこれらの機種は見つかりませんでした。

 まぁ、とりあえず
見つかったカメラは可能な限りレストアして試写してみる所存です。

*1:PEN-EESのフルサイズ版。不動品。

*2:文字通り

*3:念のため言っておくと、アメリカのカメラメーカーです。