東京都写真美術館「路上から世界を変えていく」日本の新進作家vol.12

主催のキヤノンのサイトのが詳しいです

糸崎公朗

デジカメWatchでおなじみ糸崎公朗さん
フォトモの実物は初めて見たかも。
そちらも中々面白かったですが、ストレートな昆虫マクロ撮影や動物マクロ撮影*1の方が面白かったかも。

大森克己

桜がある風景に桜っぽいフレアが。
すんません、あんまり良くわかりませんでした。

鍛治谷直記

えーと、この町中のゴチャゴチャした感じを撮るのが好きなのはあの……*2
すんません、あんまり良くわかりませんでした。

津田隆志

は、排除ベンチの写真を撮ってる人が私の他にも!(→ 私の flickr 排除ベンチ写真セット
題して「True Sleeper」とのこと。誰がうまいことを……私の所も副題が「誰も寝てはならぬ」なので良い勝負では。
写真はさすがに写真家っぽい感じ(というのも失礼ですが)で、私のよりちゃんとしてます。

なお、排除ベンチ写真は私が知る限り2006年くらいから撮ってる方がいらっしゃいます (→ ベンチの仕切り研究会)

他に排除ベンチを撮っている方がいらっしゃれば、知りたいのでぜひお知らせ下さい。

林ナツミ

女の子がトンドル。
自分史上最大の裸眼立体視ができました。面白かった。

ふつーの写真としても好みです。

*1:……と言っておきます

*2:過去に似たような作風の写真展を見たことがあるけど思い出せない

DPREVIEW の子供向けカメラ特集(のコメント欄)が面白かった

DPREVIEW は時々こういうお買い物特集をやってる。
だいたい「まぁ安いカメラで」「防水と耐衝撃がイイかな?」「SDカードを飲み込んで窒息するといけない」「Pentax WG-10 とかレーシングカーっぽいデザインで受けるんじゃね?」「小学生も高学年になったら高倍率ズームとかでもイイかも」「ティーンエイジャーになったらミラーレスか一眼レフだよね」みたいな、まぁなんつうか、別段たわいのないお買い物特集。特集のメインは基本的には「子供をダシにして新しいカメラ買おうぜ!」っていう話だと思いながら眺めていたんだけど、本文よりコメント欄が白熱していて面白かった。

カメオタお父さんお母さんたちの主張は大きく3派に分かれていて……

子供用デジカメには耐衝撃性能が必須! 絶対落とすし

という、スタンダードな意見。

いやいや、大事に扱うことを学ばせるべきだし、子供にはいきなりガチな物(フルサイズのデジタル一眼レフとか)を渡すべき。やっぱ子供には本物を学ばせないとね! たとえばうちの子は……云々

この人たちが一番熱心で面倒くさそうだったw

中古か親のお古でいいんじゃね? 安いし画質も十分でしょ。

つまんないけど、この辺が現実的かなーという意見。

こと教育に関しては一家言ある、というのは海外でも変わらないようで、かなり侃々諤々の議論で面白かったのですが……*1


まぁその前に、子供が本当にカメラを欲しがってるのか確認するのが最初だと思うよ……。

ですよねー…。
何かコメント欄がいつもの口うるさい常連でなくて、ちょっと和みました。




あんまり関係ないけど

中古が候補に挙がっていないのは、アマゾンが中古カメラを扱ってないから(アフィリンクが貼れないから)だよ

というコメントに、DPREVIEW の人が

僕らがアフィリンクで毎日何トンもお金を稼いでるっていう君の考え好きだよ。(そう願ってるんだけどねー)

ってコメントしていて笑った。

以上、なんか訳は適当なので間違ってるかもしれないけど。

*1:「幼児向けのトイデジはすぐ飽きられるから要らないんじゃね?」という意見は大体共通している模様

レンズキャップクリップ買ってみた

デジカメWatch でも紹介されていた物。
International Camera Accessories、カメラストラップにレンズキャップを装着できるクリップ - デジカメ Watch Watch

いつまであるか分かりませんがワケあり品680円でした。
http://www.blakpixel.com/3_47.html

43mm のレンズキャップでこんな感じ。

58mm のレンズキャップでこんな感じでした。

58mm の方のキャップを1日つけて歩き回ってみましたが、割といい感じでした。
体に当たるなどしてズレてくるので途中2〜3度キャップの位置を直しましたが、1日使っても落下はなく。ポケットにつっこんで探し回ったりすることを考えると、断然いい感じ。 キャップの表裏の形状により保持力が変わると思うので、一概には言えませんが、あまり大きいキャップは厳しいかもしれないですね。ストラップに固定する側のクリップの幅も 4cm 程度なので、あまり幅広のストラップでは半浮き状態で使用することになるでしょうが、使用例を見ていると「それでいーんだよ」という感じみたいですね。

それにしてもすばらしい使用例……(すみません)

ワケあり品が払底したら(または白か赤が欲しい場合は)Amazonでどーぞ。
  

s800cの状態遷移図(2)

 いやまて、Androidモードから撮影モードに入って、またAndroidモードに復帰する場合ロック解除画面は出ないな、と思ったらこうなった。

そこでフラグ管理は悪手な気がするけど、実際そこら辺の挙動が怪しいことがある気がする……。

地雷を踏む勇気(違

...ということで、Coolpix s800c をお迎えした。

 最近、Android端末*1を入手して、モバイルルーターと組み合わせて Wi-Fi 運用しています。スマホのカメラに期待しようとは初手から思っていないのですが、とにかく手に持っている時間が長いもので、自然とスマホしか手元にカメラがない状況が発生しやすくなり、そのカメラにイライラさせられることが多くなりました。そんなおり、s800cの発表を見て「TwitterとWebを見る機能を全部このカメラに集約すれば万事解決何じゃね?」と思ってしまったのが運の尽きと言えましょう。理性では「適当なコンデジEye-Fiを組み合わせた方がよほど幸せになれるのでは?」と分かってはいても、一度欲しくなってしまうとどうにも止めることが出来ず、そのまま予約発売日購入とあいなりまいた。発売日に予約注文とか、Caplio GX100 以来です。

 このカメラ、基本的に楽しいカメラなのですが、幾つか致命的な点があるのでレビューにまとめておきたいと思います。致命的な点のあるカメラが「楽しいカメラ」なのかという質問に対しては……。 「このカメラを買うような人にとっては、それもまた楽し」としか言い様がございませんね。

WiFiの接続が切れる

 気がつくとWiFiルーターとの接続が切れていて、待っていても接続が回復しない事があります。この状況になると、Wi-Fi接続を再設定しても接続せず、電池を抜いて再起動しないと接続しません。こういう現象は他のAndroid端末でも時々見られますが、こう頻発するようだと致命的です。他の点はともかく、この点だけはファームアップで直していただきたいところ。

電池が持たない

 s800cの電池の持ちは、Twitterをやったりネットを見たりしながら一日外を出歩いてブラパチしていると、その日の夕方にはちょっと電池が心許なくなるくらいの感じです。s800c はデジカメなので、交換電池も安価に手に入ります*2。実用上は充電してある交換電池を一つ持っておけば済む程度……と言えますが、s800cはデフォルトでは本体充電なので*3、この運用も若干手間かも知れません。ちなみに私は、ケンコーが売っているユニバーサル充電器で充電しています*4

 ということで、まぁ許容範囲の「電池の持たなさ」ではあるのですが、電池消費の内訳を見ると「セルスタンバイ」にほとんど食われてしまっています。セルスタンバイというのは電話回線が圏外の時に待ち受ける機能のようです。 これも他の Android 端末にありがちな状況で、他のAndroid端末では機内モードのままWi-Fiをオンにするユーティリティー*5で回避できるケースが多いんですが、s800cはそのユーティリティを使っても状況が回避できませんでした。

起動シーケンスはややこしいが、おもしろい

 s800cを実際に手にする前に一番心配だった事は、「写真を撮ろうと思って起動したらアンドロイドのロック解除パターン入力画面!」というケースです。いくらカメラとはいえ、TwitterFacebook (もちろんGoogleも)など様々なクラウドサービスにログインしている端末をロック無しで運用するのは憚られますが、いざカメラを使おうとしてロック解除画面というのも勘弁願いたいところです。

 で、これはある程度解決されており、カメラ使用状態(撮影アプリ/再生アプリ)のまま電源ボタンを短押ししてスリープに入ると、スリープから復帰時はロック画面なしでカメラ(撮影アプリ/再生アプリ)が起動します。そこから他の Android アプリを使おうとホームボタンを押すと*6、ロック解除画面が表れます。

 カメラを長い事スリープ状態で放っておいたり、電池を入れ替えたりすると、Androidが自動的に落ちるようになっているらしく、この状態で電源ボタンを押すと「全自動モードのみ」のカメラが立ち上がり、そのまましばらく放っておくとAndroidが起動して通常のカメラアプリに切り替わります。(画面は継ぎ目なくカメラアプリに遷移します)

 しかし、Androidの他のアプリケーションを使用している状態でスリープに入ると、復帰時に普通にロック解除画面が表示されます。

 シーケンス図を書いた方が良いような気がしますが、それはまたの機会に。

 このシーケンスからお分かりのように、前回終了時のステータスと経過時間を考慮しないと、電源ボタンを押した時にカメラが立ち上がってレンズが伸びるのか、ロック解除画面になるのか分からなくなります。レンズ側を握って電源ボタンは押さない方が良いですね。

起動は速いが終了は必ずしも早くない

 前述の通り、ディープスリープからの復帰後は全自動モードのみのカメラが立ち上がり、即座に撮影が出来る状態になります。この間裏でAndroidを起動しているようで、なかなかうまいシーケンスだなと思うのですが、ここで弱点が。 Androidが起動しきる前に電源を切ろうとすると「しばらくお待ち下さい」状態で、結局Androidが起動するのを待たねばなりません。コンデジでありがちな、電源を入れて数枚撮影して、すぐ電源を切ろうとすると、電源が切れません。

マクロが弱い

 コンデジに求める機能として、1つ大きいのはマクロ撮影だと思います。でs800c、スペック表では「マクロモードは△マークから広角側」と書いてありますが、△マークはほぼ広角端にあります。25mm相当以外でマクロが効かないコンデジというのは、結構厳しいところです。

まぁでも

 このカメラ、結構面白いんですよ。信じないかも知れないけど。
 

  

*1:Willcom の機種変更でSociusと一緒に入手したガラパゴス

*2:互換電池の使用は自己責任でどうぞ

*3:充電器もオプションで売っています

*4:社外品の充電器での充電も自己責任でどうぞ!(笑)

*5:Airplane mode Wi-Fi Tool

*6:インテントで他のアプリケーションと画像共有を行おうとしても