追記 031228

 気が付かない間にコメントが付いていたので多少付け加えます。まず、この記事は 100% 私憤 + 勢い で書いています。内容に不備な点があったとしても、それは私自身の見識の無さを露見させているだけなので、他人様に迷惑はかけていないと思います。(でも間違いや御意見があったらコメントをお寄せ下さい)

 ただちょっとビビっているのは、この記事が検索でかなり上位に入っていること(こういう場合はたいてい誤植のせいだったりするんだけど……モデル名間違ってるのかな?)。 いちシロートが適当に書き飛ばした記事なんで、あんまり真に受けられるてゴルァされても……。EVFが云々という下りについては、モノを見ないで書いたのは無責任だったと思うので撤回します。
 で、肝心の追記なんですが、文月さんはこう言っています

キヤノンはかつての自分のカメラメーカーとしてのルーツがカシャパやクワンノンにあったということを、ある種放棄か忘却している。今まのキヤノンをどうたたいても、絞りリングやシャッターダイヤルによるフルマニュアル操作というカメラは出てこないだろう。もしそう言うことをやったら、逆に浅ましく見えてしまう。しかしニコンだったらどうか。もしDMC-LC1のレンズの上にNIKONと銘打って、レンズにはZOOM Nikkorとあり、ボディはシルバーで、グリップが革張りだったら?

文月さんはこの記事で、ハイエンドは生き残りのために、機能ではなく、マニアにしかわからない高級をセールスポイントにするべきだと言っている、と私は解釈しました。マーケティングとしては、その通りなんだと思います。その点松下は心得ている、とも思います。しかし、それが私には我慢ならないという点については、ご理解頂けないまでも、個人の価値観の範疇として容認して頂けると思います。また、そんなこと言われてもニコンさんも迷惑でしょうが、でもやっぱり、そういう「本皮ハンドル総木目パネルの高級車」みたいなモノを作れば、ブランドイメージに泥を塗ることになると思います。

繰り返しになりますが、
デザインは、機能上の必然から決定されるべきだと思います。

私が嫌らしいと思っているのは「絞りリングとフォーカスリング」ではなく、「ライカみたいなデザイン」と「ロゴで値段が高くなるライカモデル」です。それを松下がやっても気になりませんが、ニコンがやるのはどうか、と。