大暴言アワー
しかし、
アサヒカメラという雑誌、朝日の名が付いているにもかかわらず、メジャーカメラ雑誌中、最も反動的な雑誌である。いうなれば、ライカは神様です、ニコンＦ万歳。で、やっぱり座談会とかやって「キヤノンは売れるけど手抜きなモノ作って、市場の熟成を妨げる」とか言って Kiss Digital の悪口を書くわけですよ。 放っておいたら機が熟すのかよ。 どうせ AE-1 の時も Kiss の時もそう言ったんでしょ（憶測）。 そんなこと言って、D30 の前にはそもそも市場がなかったんですよ？（ＮもＣもＭもプロ向けの超高価格モデルはあったけどね） 「適当にやる」のと「やらない」のでは、どっちがいいか（マシかと言ってもいいけど）は明白。
キヤノンがシェアを独占しようとしてるのは間違いないと思うし、適当に手を抜きかねないメーカーだというのはそうかもしらんけど（←言っておくけど本当はどうか知らないよ）、それはつまり、キヤノンが「マニアねらいのニッチ市場」で生きていく気が全然無いからだと思う。というか、主要メーカはどこもそうだと思うが、信用していたニコンがS2復刻版とか出したのでちょっとニコン不審に陥ったり（笑） みんなオタクファンが悪いんだ。
だいたい一般の消費者の価値観はマニアとは全然違うし、アサヒカメラに書いてるようなマニアは一生中古のライカを買い続けてメーカーに一銭も落とさない*1（まさしく）評論家様だからなぁ（←暴言）。消費者をバカにして「売れるけど手抜き」とか言うわけよ。消費者にとってはそれで十分だから買うのにね。
キヤノンが何かやって、他が追従する、それでいいじゃん。どっちみち出そろってくる製品にはメーカーごとの個性が出てるんだし。たぶんデジ一眼の世界もキヤノン独占にはならないよ。シェアは一番だろうけど、それは今でもそうじゃん。
