友あり、遠方より来る
以前登場した某君だったりしますが。
某君は、結局デジカメを買い換えずにそのまま南米に行き、就職してからは月イチの山登りと、その風景を写真に撮ることに精を出しているそうです。 職場の仲間で一緒に山に登って、帰ってきたら写真の品評会とかするんだって。よろしいですなぁ。
で、昨日はそういう写真を見せに家に来てくれました。
写真を見て助言が欲しいんだとか。 カメラは相変わらずサイバーショットなんだけど、構図に凝ってみたりして色々頑張っている模様。 相変わらず「後ろがぼけた写真」を撮りたがってたり、「風景がなかなか見た目通り撮れなくてイケてない」とか、難しいことを仰る。 風景写真なんて、それだけでジャンルが出来るようなモノを一口に概説すんの無理！ そんなん俺も知らんし！ 一応「コンパクトデジカメは広角が弱いのが多いけど、最近は克服されつつある（モノもある）」とか、「遠景を綺麗に撮るのは難しいから、前景との比較で奥行きを云々」とか知ったようなことを言ってみるが……。 コンデジしか使ったこと無い人に「望遠系の開放Ｆ値の明るいレンズを開放で使って被写体になるたけ近づけ」とか「広角レンズにＰＬで空の色を強調して撮れ」とか言うの無理（思いつくことって大体一眼レフ前提だし）。 ……「やっぱり写真の勉強するなら一眼レフがいいと思います」「その辺で解説書買って、基本的なこと*1勉強して下さい」とか言ってしまう無責任な人がいますよ。
そんでキスデジはどうかというので、
まぁ申し分ないと思うけど……と言いつつ、レンズ込みで10万円を切りつつある *istDS をさりげなく勧めてみた*2けど、反応が薄い。 カメオタ的には D50 とか SweetD とか対抗機種を色々考えるのが当然と思うんだけど、一般の人にはキスデジ一択らしいですよ……。キヤノン驚異のブランド力（苦笑）。 「ボーナスが出たら」と言っていたので、その時になったらまた実物を見せながら考えるとしますか。
それはそれとして、
彼が撮ってきた南米の写真とか、山の写真とか、彼自身は不満も多いみたいだけど結構イイ写真多かったですよ。「結局テクニックとかカメラとかじゃなくて被写体だよね〜」と言ってみた（笑） じゃぁ今度また一緒に山登りでも、と約束して別れました。
